塾と学校の間の存在。

塾って受験屋と言われたりします。

とにかく合格させることが仕事なので、受験に必要なことだけやる。それに特化する。

学校は、人間教育の場なので、多少学習に対する指導が適当でも許される部分がある。

さらに学校は、教員同士の関係性もあるので飛び抜けた行動は許されない、または非難されます。

僕は両方合わないんだろうなと思っています。

そしてNii Schoolはどちらも目指していないです。

受験って人生の通過点でしかないから、僕の中でそんなに重要視していません。

もちろん結果をアピールしないと肩書き上「塾」であるNii Schoolには誰も興味を示さないので、一応は結果を打ち出します。

しかし、そんなの偏差値が高いところに入ったからすごいなんてことは全くないわけで。

生徒本人が「ここに行きたい!」と思ったところに合格させてあげられることが一番大事。

だから偏差値が高い大学に合格したからすごいってのはあんまり僕の中でしっくりきていません。

別になんでもいいじゃん本人が行きたいならって感じ。

ただもちろん本人が望めば、1期生の結果のように、難関大学であってもそこに行ける指導はします。

でも難関大学に行ったから人生成功するとかそんなことは全くなくて。

だから通過点でしかないことは生徒たちによく言います。

じゃあ人間教育だけするかといえばそんなことは社会的な需要がないからビジネスにならない。

お金をいただくというのはそれなりに「短期的効果」が見えないと払う気にならない。

だから10年後、20年後に「あ、そういうことか!」と気づくのを待つような本質的教育なんてものはビジネスにならない。

もちろんそこは不確定な要素を多分に含んでいるからお金なんていただけない。

だから僕はNii Schoolは、その両方の要素を含むものを作りたいと思っているんです。

受験という分野でしっかりと結果を出しながら、教育の本質的な部分をしっかりと伝えるため、自らその結果の社会的評価を否定し続ける。

その一見矛盾しているような行動をし続けないと僕の目指すNii Schoolは成り立たないだよなと思います。

結果を見ていただければ分かるかと思いますが、Nii Schoolには学力を上げる環境があります。

でもNii Schoolはそこで満足もしないし、それを本質的な目的として教育をしていない。

何やら自分で書いててめんどくさくなってきたのでこのへんにしておきます。

僕は本当にこれからの日本を担う子供たちが大人になった時、時代の波に押し流されず、自分の頭で考え、自分の足で歩みを進められるような人になってほしいと思っているし、そうできる人材を育てたいと思っています。

Nii Schoolは日本で一番「ちゃんと」教育する教育機関でありたい。

関連記事