最近お陰様で、「高校受験のNii School」で小学生が増えてきました。
先日体験に来た小学5年生の男の子が「勉強めんどくせー」と言っていたのに漢字練習をしていた隣の友達に「(その漢字のそこは)しっかり跳ねろよ!」と僕でも気づかない指導をしていて微笑ましくなりました。
さて、今日は「これぞ Nii School の空間だ!」というテーマでお話します。
高2と高3は月に1回、学年でミーティングをしているのですが、前回の高3のミーティングではかなり本質的な話をしました。
高3はちょうど先日、指定校推薦の合格発表が行われ、高3から2名、明治大学と学習院大学に合格が出ました。
さらに、東京都立大学の総合型選抜試験において1名合格が出ました。
そこで高3生全体で合格に対して拍手を送ったあとこんな質問をしました。
「今拍手した中で複雑な気持ちになった人がいない?」
自分は志望校に対して一生懸命勉強していて模試の結果がうまくいかない生徒もたくさんいます。
そんな中で、友達はひと足さきに合格を手にしている。 この状況で「羨ましい」と思わない方がおかしい。
で、実際に、大学受験界では指定校推薦や総合型選抜をバカにする人が少なからずいます。
でもそれは単純に「羨ましい」という嫉妬からくる自己防衛です。
その自己防衛は、嫉妬という人間である以上避けては通れない感情からくるのですが、この嫉妬との向き合い方について話をしました。
ここでは長くなるので割愛しますが、伝えたのは3点。
- 「嫉妬はエネルギー。そのエネルギーを他人に向けて攻撃するか、自分に向けて自己研磨に使うか。みんなは自分に向けて使え」
- 「一般受験というしんどい選択をした自分を誇らしく思おう。普通の人はここまで頑張れない」
- 「先に合格した生徒はこのまま1期生として残して卒業するまで仲間として前に進む」
ちょうど欠席者がいたので、動画を撮影していたので、また近日中にこのミーティングは公開します。
前置きが長くなってしまいましたが、こんな話をした後、僕にとっては嬉しいことがありました。
なんと高3生が総合型選抜で先に合格した生徒(もちろん授業は受けていません)に対してみんなで誕生日のおめでとうメッセージを録音していたんです。
ここで何が嬉しかったかというと、誕生日を祝ったこともまあ嬉しいんですがそういうことではなく、「先に合格した友達」を「今受験直前期で自分に決して余裕があるわけじゃない状況下でも誕生日を全体で祝う」という1期生の雰囲気(空気感)がとても嬉しく思いました。
これまで、1期生は何回も「自分だけ」という姿勢になりそうであったところをミーティングしたり個別に話をしたりしながら、長く険しい受験生活を乗り切るために手を取り合う必要性を伝えて来ました。
少しずつではありますが、その必要性重要性を理解してくれ、今では高3生で、個々人はとてもしんどいながらも「全体として前に進む」という姿勢が身につきつつあります。
そして最終的に「僕が必要じゃなくなる」という理想形になる気がします。
強く推進力のある集団作りはとても難しいのですが、一度作ってしまうと無敵です。
そして、一度その集団を経験して大人になることでまた新しく出会う仲間をちゃんと大事にし、良い人間関係を構築しながら仕事ができると思います。
今回の高3生は、Nii Schoolで作りたい空間を体現してくれたなあと思いましたし、僕のやってきたことは間違ってなかったなと思えるきっかけになりました。
そしてそれと同時に、今の1期生を誇りに思いました。
もちろん、高2、高1の生徒も授業の雰囲気はよく、学ぶ姿勢を徐々に整えている段階ですが、やはり受験直前期のしんどさは実際になってみないとわからない。
直前期は生徒たちが思う以上にとてもしんどいし諦めたくなったり逃げたくなるもの。
そんなとてもしんどく到底1人では乗り越えられない時間を乗り越えるために必要なものこそ仲間(集団)とそこから生み出される空間です。
これからさらに高3は追い込みの時期なので、一生懸命サポートをしていくことはもちろんですが、高1、高2に対しても見通しを持ち、「受験会場で自信を持って問題と向き合える学力とメンタル」を作り上げていきたいと思っています。
これからも、他のどの予備校・塾を探してもあり得ない集団・空間作りを徹底し、学力の向上に努めたいと思っています!
#1期生は全員隼人生 #ほぼ特選 #この集団が人生の財産になる #学校でも絶対に作れない空気感を作ってます #1人だけ合成がいます笑 #色合い違いすぎやろ