こんにちは。Nii School代表の武末です。
僕は基本的にネガティブな言葉や、やる前から諦めたような言い回しが好きではありません。
でも、今日紹介するのはそういう言葉とは少し違います。
僕が嫌いな言葉、それは——『それは“例年通り”です』。
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『例年通り』が嫌いな理由
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まず、誤解のないように言えば、
これまでのやり方を踏襲すること自体が悪いとは思っていません。
でも、問題はその“決断までのプロセス”です。
「例年通りだからそれでいい」
「去年と同じで進めておいて」
そういう判断の背景には、『思考の放棄』があります。
僕は、今の選択が本当に最善なのか、常に問い続けたいんです。
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マンションの保険契約で思ったこと
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少し前、僕が住んでいるマンションで、
地震保険の更新についての議論がありました。
「ずっとこの保険に入ってるから、それでいいんじゃないか」
という流れになりかけたところで、僕は言いました。
「ちょっと待ってください」と。
この保険は、住民全員から集めた管理費の中で賄われている。
つまり、みんなのお金を預かって使っているわけです。
それを、何も考えず「例年通り」で何千万円という契約を続ける?
ありえないと思いました。
しかも5〜10年というスパンの契約。
今後さらに心配される地震リスクのことも含めて、
今の選択が本当に最善なのか、考え直すべきだと思いました。
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『現状維持=安全』ではない
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物価も上がり、社会もどんどん変化しているこの時代。
何も考えずに「前と同じ」を選ぶことは、
もはや“現状維持”ですらありません。
現状維持というのは、実は『衰退』の始まり。
社会の動きに合わせて判断をアップデートしない限り、
気づいた時には手遅れになる。
僕はそう考えています。
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Nii Schoolも“例年通り”を疑う組織でありたい
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Nii Schoolでも、「去年と同じで」と進める場面は出てきます。
でも、そこで思考を止めずに、ちゃんと今の最善を考える。
変化を恐れず、良い方向へ進む努力を続けたい。
たとえストレスがあっても、
それでも『最善の選択をできる人』がこれからの時代を生き残ると信じています。
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最後に
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「例年通り」という言葉が、思考停止の言い訳になっていないか。
それを自分にも組織にも常に問い直したい。
これからも、僕自身が自分の頭で考え、
Nii Schoolという組織も、ちゃんと『前へ進める』存在であり続けたいと思います。
それではまた。