最近は、来年度の授業計画やコース設計の準備でかなりバタバタしていました。経営をしていると、受験直前の時期と翌年度の準備が重なり、特に忙しい時期です。
さて、今日は受験全般に共通する重要な話をします。
大学受験に限らず、受験で合格を勝ち取るために必要な姿勢は「(難しい問題まで)すべて正解する」ことよりも、「(自分が解ける問題を)絶対に間違えない」ことです。このシンプルな考えを身につけるだけで、偏差値が約5も変わると言っても過言ではありません。
実際、試験本番で合格ラインのぎりぎりで勝負する生徒が最も多いです。この「合格ラインぎりぎりの勝負」において結果を分けるのは、「いかに間違えないか」という点にかかっています。
試験とは、満点を取るためのものではありません。目標はあくまで「合格最低点」を確実に取ること。そのためには、難しい問題に挑戦するよりも、「解ける範囲を確実に正解する」という姿勢が肝心です。
実際に試験会場では、ケアレスミスや焦りで周囲が点数を落としていくこともよくあります。その中で自分が着実に得点を重ねれば、相対的に順位が上がるのです。これを意識した1期生には何度も口酸っぱく伝え、結果として輝かしい合格実績を残すことができました。
いよいよ高校受験や大学受験も直前期に差し掛かります。模試や過去問に取り組む際、ぜひこの「絶対に解ける問題を間違えない」姿勢を意識してみてください!