こんにちは、Nii School代表の武末です。
今日は、以前のブログでも触れたテーマについて、もう少し深掘りしてお話ししたいと思います。
テーマは「受験と富士山」です。
富士山は日本の山で一番高く、日本人にとって誇り高き山です。
僕が関東にきて初めて富士山を見た時に感じたものと大学受験を紐付けてお話したいと思います。
富士山の初見
初めて関東に越して来た時、私が最も驚いたのは富士山の壮大さでした。
とにかくめちゃくちゃでかい。ただただでかい。
熊本県で育った僕には阿蘇山が身近にありましたが、その偉大さはまた違ったものでした。
どの角度から見ても、その威厳ある姿は圧倒的で、季節ごとにその表情を変えます。
冬には雪を頂き、夏には緑豊かな山肌を見せる富士山は、常に変わりゆく自然の美しさを象徴しています。
富士山を美しいと思えるのは”遠い”から
しかし、その美しさは、”遠くから”しか感じられません。
関東の人がどれだけ知っているのか分かりませんが、実際に富士山を登ろうとすると、その道のりは想像以上に厳しく、地味であることに気付かされます。
登山道は時に険しく、途中で断念したくなるほどの困難を伴います。
あの美しさはどこへやら。とにかく地味なんです。
富士山の山道がこちら。
結局富士山は、遠くから見ると綺麗に見えるのであって、実際に登ろうとすると驚くほど地味で険しい道のりなんです。
これはまさしく大学受験と同じ。
合格者を見ればとても華やかで、かっこいい。
でも実際に後へ続こうとすると毎日は地味で険しく何度も心が折れそうになります。
受験勉強のリアル
成功者のストーリーを聞くと、どうしても華やかで劇的なエピソードに目が行きがちです。
実際にはそれぞれの成功には数え切れないほどの地味で辛い努力が隠れています。
私が見てきた多くの生徒たちは、受験勉強を始めるとまずその地味さに心が折れそうになっていました。
毎日同じような問題に向き合い、反復練習を重ねることによって、少しずつ知識が身についていく。
それは決して映画のようなドラマチックなものではありません。
部活があっても、モチベーションが上がらなくても、毎日毎日勉強をするしかないんです。
下山しない強い気持ちの重要性
富士山の登山者が経験するように、受験生もまた、途中で諦めたくなる瞬間と無数に向き合います。
「もう無理かもしれない」と思うその時に、踏みとどまり、さらに一歩を踏み出す勇気が必要です。
Nii Schoolでは、そんな生徒たちが自信を失わずに、困難を乗り越えられるよう全力でサポートします。
私たちはただ指導するだけでなく、生徒一人ひとりが自分自身のペースで学べる環境を提供しています。
Nii Schoolがどんな存在でありたいか
Nii Schoolの役割は、生徒たちが自分たちの富士山を登る手助けをすることです。
それには、時には休息が必要ですし、時には励ましが必要です。
私たちは、学生が道中で何度も立ち止まることを恐れず、最終的にはそのすべての努力が報われる瞬間、すなわち山頂からの景色を一緒に見ることを目指しています。
終わりに
みんなが目指す山は、遠くから見ると美しく、近づくと険しいかもしれません。
しかし、頂上に立ったときの達成感と、そこから得られる景色は、途中のあらゆる苦労を忘れさせてくれます。
Nii Schoolとしては、この困難な道をみんなで一緒に乗り越え、最終的には成功の喜びを共有することを心から願っています。
大丈夫、みんなならできる。
このブログを通じて、受験という山を登る皆さんが少しでも勇気づけられたなら幸いです。
一歩一歩、地道に、でも確実に、私たちは頂点を目指します。