【志望校で上下をつけるな】希望ヶ丘大学受験専門塾ブログ

SEO対策のためには、結構長めの文章を書かないといけないので、今まで読んでもらっていた方々には時間をとらせてしまって申し訳ないなと思い始めている今日この頃です。
#すいません

でも今年は「たくさんの生徒にNii Schoolを知ってもらい通塾してもらう」ためにできることは全部やろうと決めたのでどうかお付き合いください!

さて、今日は「志望校で上下つけるな」というテーマでお話します。

これは本当にいつもわけわかんないなと感じていることの一つです。

◼︎ 志望校で自分たちの上下を決めるな

教員時代からすごく違和感を感じていたことが余る。「志望校による生徒の順位付け」です。

生徒たちは成績や志望校によって、自らと他者をランク付けし、しばしば以下のような発言が耳に入ります。

  • 「あいつは東大志望だからすごい」
  • 「あの人は偏差値75だからすごい」

このように、偏差値や志望校がその人の総合的な価値と同一視されるのですが、本当にわけがわかりません。

百歩譲って、「合格した大学で順位づけ」は理解できます。単純に結果で判断しているので。

ただし、志望校は意味不明です。だって”志望している”だけだから。

こんなの誰だって、なんとでも言えるじゃないですか。

まずそもそも、勉強は人の性質の一側面に過ぎず、その全人格を決定づけるものではありません。

まあ僕の生徒だった人はわかると思うんですが、授業でもなんでも「人の一側面だけをみて、その人の全てをわかったような気にはなるな」と伝えています。

◼︎かつての僕の反省

僕は以前、学生の時に、遅刻ばかりする友人に「早く起きろよ笑」と揶揄ったことがあります。

僕は「遅刻をしている」という事実だけをみて、その人の生活を判断し、だらしがないと判断したわけです。

しかし実際は、その友達は親が朝早く仕事へ出かけるため、弟や妹にご飯をあげて片付けまでしていたことが判明。

僕はそれがわかったとき、自分の思考の浅さが恥ずかしくなり絶望したのを覚えています。

◼︎ 独立起業して思うこと

残念ながら、学生の頃は、学業成績が優れていることだけが評価されがちです。

でも僕は、生徒たちにもっと広い視野で自己評価を行ってほしいと思っています。

たとえば、コミュニケーション能力、創造力、持続力、共感力など、人間として重要な資質は多岐にわたります。

なぜそんなことを思うかといえば、結局社会で活躍している人たちはそれぞれの強みを活かして生きているからです。

極端な話、東大を出ていても失礼で人が寄ってこない人望のない人を見てきたし、中卒でしっかりと仕事をして家庭を築いてこられた保護者の方を知っています。

別にどちらがいいとか悪いとかそういうことが言いたいわけじゃなく、社会に出たら結局は「人柄」が重要になってくるし、その「人柄」っていろんな要素があります。

もちろんその中で大きな要素に「学力」があるわけなんですが、決してそれだけではないんです。

生徒たちは、社会を知らず勉強がメインの仕事なのでどうしてもそれだけで判断してしまいがちですが、社会はそれだけを評価するシステムではないんです。

だからこそ僕は、この希望ヶ丘という地から、学校以上にちゃんとした教育で良い人材を世に送り出したいと考えています。

◼︎ あなたの価値は凄まじい

学生の人はどうしても学業で自己評価・他者評価をしてしまいがちだと思います。

まあそれは仕方のないことなんですが、絶対に偏差値や志望校などで人を判断しないでください。

そして、その順位で自分を決めつけないでください。

あなたには間違いなく、数値では測れない素晴らしさや可能性があります。

勉強面でもまだまだ可能性があると思うし、社会に出たら、全く別の要素が生きてくる可能性もたくさんあります。

だからこそ、勉強面だけじゃなく、本質的な生き方をするために「どんな自分になりたいか」をぜひ考えてみてください。

その通過点に、偏差値の高い大学があるのなら勉強を頑張りましょう。

もし通過点に、大学がないのなら別の道を探り、その道に集中してもいいかもしれません。

大切なことは「何か1つの基準で全てを判断しないこと」です。

いろんな角度からあなたの良さを判断して、自分の中の「なりたい自分」を意識して、ぜひ今後の進路選択に活かしてください。

もし迷ったらNii Schoolの公式LINEからいつでもご相談受け付けてます。

これからもブレずに少しでも教育から日本が良くなるように行動していきたいと思います!

じゃあまた!

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