鼻炎のせいで、僕の攻撃力が通常20億あるところ、たったの1000くらいになってしまっています。(ちなみにライオンの攻撃力が500換算です)
さて、今日のテーマは「弱点補強は受験まで」です。
受験直前期に入り、生徒たちの志望校の相談が活発になってきました。
この時期になると、得意教科の配点が高い学校を狙ったり、逆に苦手教科の配点が低い学校を選ぶという戦略的な話が出てきます。
もちろん、私たちも苦手科目の補強に力を入れて指導します。
受験においては、弱点の補強が最も効率よく点数を伸ばせる部分だからです。
例えば、40点を60点にするのと、80点を100点にするのでは、同じ20点のアップでも難易度がまったく違います。
40点を60点にするほうが、断然簡単なんです。
そうした指導をしていて、ふと感じることがあります。
それは、「弱点の補強なんて、社会に出たらほとんど意味がない」ということ。
社会では、強みや得意なことこそが評価されます。
逆に、苦手分野でどれだけ頑張っても、得意な人には到底勝てないのです。
社会に出た教え子たちには、常々「戦う土俵を間違えないことが大事だ」と伝えています。
自分が勝てる分野で結果を出す努力をしないと、当然結果は出ませんし、時間を無駄にしてしまいます。
社会においては、どれだけ努力したかというプロセスは評価の対象ではなく、見られるのは結果のみです。
だからこそ、自分の強みを活かして、そこで全力で努力することが成功への近道なのです。
だからこそ、今の生徒たちにはこう伝えています。
「弱点補強は受験が最後。君の強みは〇〇で、それを活かせば社会で大いに活躍できるよ」と。
とはいえ、受験はその通過点です。だからこそ、しっかり結果を出すことにもこだわり、全力で指導していきたいと思っています。