《この投稿は僕に関わってくれた教え子全員に届けたいので教え子のみんなはこの投稿を共有してもらえると助かります》
改めて、成人おめでとうございます!
昨日は時間もなかったので、あんまり詳しく話せなかったので、改めて20代になったみんなへ31歳の自分が経験したこと、見えた景色をもとに少しでも役に立てればいいなと思ってこの文章を書いてます。
【20代で取り組むべきこと】
①たくさんの本を読むこと
これは20代に限った話ではないけれど、とにかく時間があればたくさん本を読むといいです。自己啓発本でも、ビジネス書でもなんでもいいです。名著と言われるものは片っ端から読むといいと思います。
20代の最初のうちは自分がどれだけ社会について無知なのかすらわからない状態なんです。その状態を少しでも認識するのに有効な一つの方法が本を読むことです。
本を読むと1500円程度でたくさんの知見を得ることができます。
特にまだ時間がある大学生のうちにいろんな本に触れ、とにかくインプットしておくと社会に出ていざという時、役に立ちます。
僕は教員時代、こんな未来を見据えた動機で本を読んでいたわけではありませんでした。
とにかく現状にモヤモヤしていて、常に不完全燃焼のエネルギーをどうにか使うために、「未来のため」というざっくりとした理由で本を読んでいました。
週に1冊くらいのペースで読んでいた感じです。
でも今となって、その読書は本当に活きてます。
アウトプットはインプットからしか生まれません。
社会人になればたくさんのアウトプットが必要になります。
そんな時、外に出すものがなければ、誰も話を聞いてくれないので、今のうちにたくさんのインプットをしておきましょう。
②とにかく行動して恥をかいておくこと
これもまた20代に限った話ではないんですが、とにかく行動すること。これが本当に本当に大事。
この行動というのは、「チャレンジ」です。
20代のうちにたくさんの失敗(=成功へのステップアップ)はしておいた方がいいです。
理由はいくつかあるんですが、その一つに「若いからという理由で許されるボーナスタイムだから」というのがあります。
バイトでもなんでも何か言われたことだけじゃなく、何か行動してチャレンジすると必ずうまくいかないことがあります。
そのうまくいかなかったり、失敗したりした時、周りの大人たちは「まあ若いから」という理由で受け止めてくれることが多いです。
これって間違いなく30代になったらそんなことない。
2度と仕事をもらえないかもしれない。
連絡と取ってくれなくなるかもしれない。
失敗できる環境は確実に年齢とともに減っていきます。
つまり、正々堂々(?)と失敗できるのなんて20代、特に前半くらいしかないんです。
そうするとその期間にたくさんチャレンジして失敗して「経験値」を得ておかないと、あんまり失敗できなくなった時、成功したいとなった時、経験値がないので判断材料が少なく、結果的に成功確率が下がります。
だからとにかくたくさんチャレンジして、失敗して、恥をかいて、経験値を得ておきましょう。その経験が年齢を重ねる中で、凄まじい財産になります。
これは余談ですが、若いうちは普通なら会えないような実績のある大人と時間を共有することができます。ボーナスタイムなんです。
言い換えると、「損得関係なく時間を投資してもらえる」わけです。
社会に出ると、損得関係がちゃんとある人しか会ってくれません。
つまり「ただ話をしてあげるよ」という時間がないんです。
何か自分の会社にメリットがあったりするような人にしか時間の都合上会えないことが多い。
でも相手が大学生や新卒だとそれを無視して会ってくれることがあります。
それはなぜかといえば、「若い人の方が労働力になるし、若い人材の発見になるかもしれないから」です。
企業はとにかく若い優秀な人材を求めてます。
その優秀とは能力もそうだけど、人柄だったり姿勢だったりします。
そんな人材を見つけられるかもしれないチャンスはなかなかないので、経営者など結果を出している人も会ってくれるんです。
これはとにかく「若い」という理由が一番大きい。
だから、その「若い」というどんな大金持ちも持ってない財産をフル活用して、たくさんの結果を出してる人に会って、いろんな話を聞くといいです。
③自分の長所を把握すること
学校では「短所をなくす」ような指導を受けることがあるんですが、社会では間違いなく短所がないという人より長所がある人の方が重宝されます
短所なんて全て補うのなんて無理なので、あんまりそれを補ってもそこが長所の人には勝てっこない。
そうすると求められる人材にはならないわけです。
長所をたくさんたくさん磨いておくと、「あなたの長所はなんですか?」と聞かれた時に人とは違うものを発信できると思います。
中には自分の長所がわからないという人がいるかもしれない。
そんな人のために、その判断基準と発見するために有効な方法を。
まず判断基準は「なんの努力もしてないけど他人から評価されること」や「大した努力をしてないけど他人より上手くできること」くらいです。
この基準で自分を見つめてみると結構あると思います。
で、それが見つかってない人に対してのアドバイスはたった一つ。
「行動しよう」
です。
これも結局行動しないとわからない。
だって、何かやってみた結果「あ、これ人より上手いかも」とわかる。
逆にいろんなチャレンジをしていないと自分が人より長けていることなんてわかりっこないわけです。
なのでとにかくチャレンジしましょう。行動しましょう。
その先に「あ、自分はこれが得意かも」と思える瞬間があります。
ちょっと長くなってしまいましたが、二十歳の皆さんに共有できることはこんな感じです。
もしもっと話を聞いてみたいという教え子がいれば連絡ください。
ちょっと忙しくてすぐには時間を作れないかもしれないけど、飯くらいなら奢ります。(ちなみにこれをすごいことで20代前半しかご飯を奢ってもらって経験値を吸収できる時間なんて訪れません!普通何か教育を受けるときには教育を受ける側がお金を払う!)
みんなの20代が充実したものになることを心から願ってます!
じゃあまた!!