授業を任せたからこそできたこと

こんにちは。Nii School代表の武末です。

今日は、「授業を任せたからこそできたこと」について、少しだけ振り返ってみたいと思います。

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中3以外の授業を任せた今年度
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今年度、僕は中学3年生以外の授業を信頼できる講師陣に任せることにしました。

これは僕にとって、正直ものすごく大きな決断でした。

これまで、僕が授業を担当してきたからこそ築き上げられた信頼や実績がありました。
その現状を崩すというのは、「うまくいかなかったらどうしよう」という恐怖との闘いでもありました。

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経営としての不安も当然ある
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もちろん、人件費もかかります。

外部にお願いするということは、経営の観点から見れば新たなコストが発生するということ。

これまでは僕が授業をすれば、ある意味“無料”でクオリティを担保できていたわけですが、任せる以上、投資が必要になる。

「それでもやる」と決めた理由はただ一つ。

『Nii Schoolを本気で拡大していくためには、絶対に必要なステップだと思ったから』

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面談や保護者対応の柔軟さ
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僕が授業を持たないことで何が起きたか。

一番大きかったのは保護者対応や面談、日常のコミュニケーションに余白が生まれたことです。

実際、授業がない日は時間に余裕があり、連絡があればその日のうちに電話ができる。

今ではほぼ毎日、どこかのご家庭とお話をすることができていて、一人ひとりの生徒への理解が以前よりもずっと深まりました

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生徒の様子を見る“目”ができた
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授業に入っていると、生徒の“横顔”しか見えません。

でも、教室全体を俯瞰できる立場になると、教室の空気の変化、生徒同士の関係、ちょっとした表情や行動の変化に気づけるようになります。

これが本当に大きかった。

生徒にとっての“気づいてくれる人”が一人でも増えることは、絶対にプラスになると僕は思っています。

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問い合わせの急増と次の一手
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大学受験に関するお問い合わせが本当に止まりません

ここにきて、生徒数が着実に伸びてきています。

それによって生まれた利益は、ただの利益ではなく、“次の一手”のための燃料だと思っています。

それは生徒たちへの還元かもしれないし、スタッフへの教育かもしれないし、新たな出店のための投資かもしれない。

でもすべては「Nii Schoolの教育をより多くの人に届けるため」という想いに向かって使っていきたい。

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任せるという勇気
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任せることって、本当に勇気がいる。

でも、任せたからこそできることが本当にたくさんあったと今は感じています。

任せたことでしか見えなかった景色があるし、任せたからこそ動かせたものがある。

これからも僕は、自分の手でやることと、人に任せることのバランスを考えながら、本当に届けたい教育に集中していきたいと思っています。

それではまた!

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