最近、高校3年生たちとの面談が増えています。
模試の結果や勉強の計画、受験に対する不安など、生徒たちの悩みはさまざまです。
例えば、勉強計画がうまく進まずやる気を失ったり、志望校に合格する自信が持てなかったり、推薦入試と一般受験のバランスに悩んだり。
友人関係の問題が頭を離れず、勉強に集中できない生徒もいます。
こういった状況で、私たちができることは、生徒一人ひとりに向き合い、一緒に考え、受け止めることだけです。
塾という場所は、学校とは異なり、あくまで学習サポートをする場です。
一般的には、授業や学習指導が成績を上げるための効果的な手段とされていますが、僕は最近違うんじゃないかなと思うんです。
学力を向上させるためには、気持ちが充実し、「こうなりたい」という目標が明確であることが重要です。
生徒が自分自身を信じ、意欲的になれば、勉強にも前向きに取り組むことができんですよね。
もちろん、良い授業や教材も必要ですが、最も大切なのは気持ちの安定と自己効力感だと考えています。
なので、僕は生徒と積極的にコミュニケーションを取ります。
夜に電話をしたり、悩みを聞いたり、保護者の方と相談したりする時間を何よりも大切にしています。
経営に関する仕事は後回しにしてでも、生徒や保護者との時間を最優先にしています。
Nii Schoolでは、こうした個別の対応を大切にし、生徒一人ひとりの声に耳を傾けることを重視するようスタッフたちにも伝えているんです。
例えそれが日付が変わるくらいの時間であっても、必要があれば話をします。
多くの塾では通常、講師とのやり取りは授業時間内に限られますが、Nii Schoolでは終業後にもLINEでの相談や電話でのやり取りを行っています。
これは僕たちの「本気」の表れです。
家で一人で悩んでいる時、少しでも話せる相手がいることは生徒たちにとって大きな支えとなります。
また、保護者の方にも生徒の状況を共有することで、家庭での声かけの仕方も変わってきます。
Nii Schoolは、今後も生徒に寄り添い、真摯に向き合う教育を続けていきます。
スマートな教育ではないかもしれませんが、生徒のために尽力し、成長を支えていく覚悟です。