お金を払うというコミュニケーション

こんにちは。Nii School代表の武末です。

今日は、僕が起業してから気づいた、ちょっと不思議でとても大切なことについて書いてみたいと思います。

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サービスの対価としてのお金
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起業する前、僕は何かサービスを受けるとき、「お金を払うのはそのサービスの“対価”だ」と思っていました。

美容室でも病院でも学習塾でも、受けたサービスの“価値”に対して“支払う”。

これは、もちろん当たり前の感覚。
そして間違っていない。

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「お金を払うって、コミュニケーションだ」
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でも、起業していろんな経営者さんと話す中で、ある時ふと気づいたんです。

『お金を払うって、コミュニケーションなんだな』と。

美容室、塾、公文式、カフェ──
人との距離が近いサービスほど、そのお金のやり取りは“関係性の証明”として機能している。

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「太客になる」という姿勢
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誤解を恐れずに言えば、僕は最近、信頼したい相手のサービスにはなるべく“太客”になろうと決めています。

ちょっと高くても、「この人と関わりたい」「この場所を応援したい」そう思ったら、迷わず支払う。

そうすることで、相手も絶対に僕を雑には扱えないし、むしろ期待以上のものを提供してくれる。

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ケチると、ケチられる
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逆に、最初にお金をケチるとどうなるか。

どんなに素晴らしいサービスでも、やっぱりビジネスとしては“しっかり支払ってくれる人”が優先される。

これは当然のことだし、仕方のないこと。

だから僕は「誰に・どこに」お金を使うのかをこれまで以上に大切に考えるようになりました。

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お金の使い方=人との向き合い方
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娘や息子の習い事もそう。
「この人にお世話になりたい」そう思ったら、多少高くてもちゃんと払う。

それが“最初の信頼のサイン”だと思っているから。

そして実際、僕の周りの信頼できる大人たちはみんな“サービスを選ぶ”のではなく“人を選んで”お金を払っている。

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最後に
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お金を払うというのは、ただの経済活動ではなくて、『あなたと関係を築きたいです』というメッセージでもある。

これからも僕は、“お金を通じて信頼関係を育める場所”にお金を使いたい。

それが、結果的に子どもたちの未来をより良くする環境につながると信じているから。

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