プロから見た子育て論『親がすべきこと』| 希望ヶ丘大学受験専門塾ブログ

先日、夕食を子供達と食べている時に「パパはなんでお仕事してるの?」と聞かれたので「楽しいからだよ!」と答えました。

3歳半の娘の中にはすでに「仕事」という概念が入り始めているので、僕が発する言葉にはより気を引き締めようと思ってます!

さて、今日は「親がすべきこと」というなんとも偉そうなテーマでお話させていただきます。

これは僕が親としてというより、教員経験や塾の代表としての経験から得たものだけに絞ってお話します。

もちろんこれは受験などの学習環境についての話です。

それぞれのご家庭の価値観や教育観を否定するものではなく、一つの考え方としてお読みください!

結論として

  1. 学習環境を整えること
  2. 見守ること

この2つです。これ以外にありません。

まず、1からお話します。

親にできて、子供にできなことは「学習環境を整える(お金を出す)」があります。

例えば、幼児期でいえば、とりあえず無駄になるかもしれないけどたくさんの絵本を買ってあげるなどですね。

スライムづくりなどで状態変化を体験させてみたり、植物を育てて生命を感じさせたり。

そんな学習環境はお金がかかります。

その環境整備に必要なお金をかけてあげることが大事かなと思っています。

よく保護者の方から「このお金が無駄なんじゃないかと思うんです。。。」と相談していただく機会が教員時代からありました。

僕はいっつも話を聞いて答えは一緒。

「めちゃくちゃ役に立ってます。無駄じゃないです。」

これまでのご家庭の例を出すと少しアレなので、我が家の例を犠牲にします。笑

まずうちの娘は人見知りと場所見知りが酷かったんです。

保育園のお祭りイベントでも、普段と違う環境であればずっと泣いて動けなかった。

そこで、少しでも人見知りや場所見知りを治すため、習い事を検討し始めました。

近くにあるのが、水泳・習字・公文だったんですが、曜日の関係で公文になりました。

決して僕は勉強をさせたい!という欲はなかったんですが、いろんな環境で何かに取り組む環境を用意してあげようと入会しました。

2歳の公文なんてほとんど遊びのようなもので、鉛筆を先生と一緒に握って線を書いたり、積み木をしたりその程度。

目的は勉強じゃないので、全然問題はありませんでした。

公文は、国語・算数・英語があるんですが、一応全て選択します。

環境があればその先に思った以上の成長があるかもしれないからです。

ここで僕は一応教育でご飯を食べているので、「環境を整えるのことの重要性」をいやというほどわかっています。

英語なんて聞いてるのか聞いていないのかわからないけど、本人がやると言えばとりあえず準備はします。

英語なんて1ヶ月何もしない時期もありましたが、それでも環境は準備しておいてあげることで、さっとその環境を利用できるわけです。

子供達は大人が思う以上に、与えられた環境に影響を受けやすいので、与えられる環境はできる限り用意してあげるに越したことはないとありとあらゆる教育関係者の方はいいます。

しかし、2歳半過ぎから、ある程度できることも増えてきて、それらしいことをやろうと思えばなんでもできるんですが、これが今度は遊んでばっかりで全然やらない。

その期間が1ヶ月ほど続きました。

公文の先生方はめちゃくちゃ申し訳なさそうにするわけです。

でも僕はどれだけ環境を準備することが重要なのか知っているので環境を変えようとは思いませんでした。

ここで出てくるのが2の「見守る」です。

1ヶ月くらい勉強しない期間があったり、もらったプリントやらなかったり、公文のおもちゃで遊ぶばっかりであったとしても「見守り」ます。

教育をする上で一番重要なことは「焦らない」こと。

子供達はあるタイミングで急に勉強をし始めたり、頑張り始めたりするものです。

そのタイミングを待てないと、成長のタイミングを奪ってしまうことになります。

なので、ここではグッと焦る気持ちを堪えて、「見守り」に徹します。

見守り方がよくわからないという保護者の方もこれまでたくさんいらっしゃったので、これについてはまた後日詳しくお話しします。

ちなみに、どんな環境でもいいかというとそうではありません。

環境の選び方にはポイントがあります。

この「子供に用意してあげるべき環境を選ぶポイント」はまた別の記事でお話します!

ぜひ、1つの考え方として、上記2つを大切にされてみてください!

じゃあまた!!!

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