事実と解釈は別物

こんにちは。Nii School代表の武末です。

今日は、中学3年生の生徒たちに話した『事実と解釈の違い』というテーマについて書いてみたいと思います。

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「最悪…」とつぶやいた生徒のひと言
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きっかけは、たわいもない出来事でした。

ある女子生徒のカバンに付いていたキャラクターの腕が、
ふとした拍子に取れてしまったんです。

その子は「最悪…」とぼそっとつぶやきました。

でも僕は、こんなふうに返しました。

身代わりになってくれたんじゃない? ケガする代わりに守ってくれたんだよ、きっと。

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事実はひとつ。でも、意味づけは無限にある
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それを聞いた生徒たちは笑っていましたが、僕はそこから真剣にこう伝えました。

ある事実をどう解釈するかで、人生って本当に大きく変わるんだよ。

誰かに冷たくされた。
テストで点が取れなかった。
友達にLINEを既読スルーされた。
それ、全部“事実”ではある。

でも『私は嫌われている』『もうダメだ』というのは、“解釈”です。

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人生を前向きに変えるのは『解釈の力』
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僕自身、過去にたくさんのしんどい経験をしてきました。

うまくいかないことだらけの中で、
この出来事には意味があるんじゃないか?
この経験は、未来の誰かの役に立つんじゃないか?

そうやって、事実に価値ある意味づけをして前に進んできました。

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解釈の仕方は、自分で選べる
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人間って、起こった出来事を変えることはできないけど、

それをどう受け取るかは、いつだって自分で決められる

だから僕は、生徒にも、スタッフにも、この考え方を大事にしてほしいと思っています。

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最後に
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『事実と解釈は別物』ということ。

これを知っているだけで、人との関わり方も、勉強との向き合い方も、もっと楽になる。

そして何より、人生が前向きに動き出す。

今日も、僕は自分の人生に起きるすべての事実に、価値ある解釈を加えて、前に進んでいきます。

それではまた!

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