個別指導のNii Schoolを開塾してから10日くらいが経過してますが、順調にお問い合わせをいただいてます。
これからも良い教育が実践できるよう気合いを入れます!
さて今日は塾のブログらしい「受験で勝つために必要なこと」です。
(いつも塾らしいブログだとは思ってます。笑)
受験に勝つために必要なことはいくつかあるのですが、その中でも多くの人が間違えること。
それは「戦い方の選定」です。
よくありがちなミスは「頭がいい人の真似をしてしまう」です。
これは梅雨の時期の雨より頻度高いと思います。
特に自称進学校に多い。
自称進学校の教員が気合い入れすぎて進学校(しかも上位の)を参考にして、そのまま導入してしまうこと。
これは一番やってはいけません。
ましてや、有名中高一貫校の真似をしようものなら自滅行為。
結構これあるんです。
まず、弱者には弱者の戦い方があります。
有名な中高一貫進学校は、高1の段階で高校の学習は終わっていることが多い。
ましてや生徒自身の学びは楽勝で終わってると思います。
神奈川県だと翠嵐高校が一番公立高校で数学の進度が早いと思ってますが、大前提に『翠嵐の生徒』ですからね。
間違いなく高校受験での差はあって、それに応じて戦わないといけない。
じゃあ中学受験や高校受験の差が埋まらないんですかと質問がありそうなので答えます。
埋まりません。
ここで多くの人が「じゃあ受験も諦める必要がありますか」と聞いてきますが、この答えは
諦める必要はありません。
ちゃんと勝てます。
です。
じゃあどうやって戦うのかと言えば「弱者の戦い方」をする必要があるんです。
ここを履き違えて多くの人が可能性を無駄にします。
弱者には弱者の戦い方があるのに、強者の戦い方をするから変なことに時間を使ってしまうわけです。
1期生の生徒たちには口酸っぱく伝えてきたことですが、全国的に見て難関大学を受験する生徒は少なくとも劣勢です。
うちに来る生徒たちは有名な進学校の生徒はほとんどいないので、間違いなく弱者。
でもだからこそそれ専用の戦い方をします。
例えば、僕は数学の授業であえて「エレガントな解法」は紹介しません。
だって「再現性がない」から。
受験は点数を取る戦いです。
点数が取れない解法、本番当日に使えない解法は一切教えません。
その代わり、どうやったら受験に勝てるのかを徹底的に指導します。
点数の取り方を徹底的に指導することで、受験に勝つことができるわけです。
受験指導は、指導者の自己満ではなく、目の前の生徒を受験で勝たせるための指導です。
その目の前の生徒に合わせて「勝たせ方」を変えないといけない。
これはコーチングもそうです。
毎日スマホのスクリーンタイムを送ってもらうよう指導する生徒もいれば、あえて放置し、試行錯誤させた方が伸びる生徒もいます。
僕は生徒の学力を伸ばすプロです。
だからこそ、いろんなことを勉強し、たくさんのことを考え、教育に落とし込みます。
「なりたい自分」になるためには、手段を選ばず、徹底する必要があります。
皆さんも、適切な方向性のもと、圧倒的な行動量を実践し、着実な学力を身につけましょう!!