教育をビジネスにする違和感 | 希望ヶ丘大学受験専門塾ブログ

塾や予備校は教育する場所ではあるけど、どこまで行ってもビジネス的側面から切り離すことはできません。

収益がなければ人を雇えず、家賃を払えずその塾は終了です。

だから「お金」から目を背けた途端、教育はできなくなります。

やりがいや思いにあやかって、お金の問題を放置し続けた今の日本の公教育はすでに緊急事態です。

ただし、ビジネス色が強くなりすぎるのもどうなのかと思うんです。

受験に関係することが一般の塾は多いんですが、塾を利用する動機の根源は「不安」です。

受験に受かるか不安。
学力が上がるか不安。

それを解消するために塾に通う人が多い。

人間は不安や恐怖に弱いので、どうしても騙されやすくなります。

本当にいい教育なのかわからないけど不安だから、と言う理由で入塾する人を多くみました。

塾や予備校は普通のビジネスと違って、サービスを受ける人とお金を払う人が別なんです。

普通は一緒なんですけどね。

ただ子供の習い事は全てサービスを受ける人とお金を出す人が違います。

だからこそ、親が「とりあえず」と言う理由で決断する時には、なんとなく看板で選び大手を選択します。

もちろん大手には大手のいいところや、Nii Schoolのように大手じゃない塾には大手じゃない良さがある。

ただ、塾や予備校はどこまで行ってもお金から切り離せないのと同様に「教育」と言う側面からも切り離せないんです。

生徒たちに対して、何を伝えるのか。

どう言う成長を促すのか。

ここら辺は本気で考えるととても大変だし、しんどいです。

でも、今の少子化の現状を考えると一人一人の重要性が高まっているわけで、あんまり適当なことをしている時間はないと思うんですよね。

毎日より良い教育が提供できないか頭を悩ませ、教材を何回も作り直したり、生徒に伝える話の構成を考え直している時間はとてもしんどい時もあります。

でもそこで手を抜いてしまうと「Nii Schoolの教育は最高で最強です」と心の底から言えなくなってしまうと思っています。

僕は「日本を教育からよくしていくこと」が究極的な目的にあるので、決してNii Schoolじゃないといけないわけじゃない。

でも、僕が知る限り本気で本質的な教育を実践しているところがないから、自分でやっていると言うだけです。

どうにか日本を教育からよくしたい。

今の子供達が「大人になるの楽しみ」「日本に生まれてよかった」と思ってもらえるようにあらゆる方向からアプローチしたいなと思う今日この頃です。

さて、娘と息子にご飯を食べさせて授業に向かいます笑

じゃあまた!!

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