モチベで勉強しないことの重要性

「勉強のやる気が出ない」

これは中高生に限らず、大人でも言う言葉です。
しかし僕はそもそも「勉強とはモチベーションが上がらないとできない」という前提に対して反対です。

モチベーションに限らず、「上がるものは下がる」「流行るものは廃る」と言うのは世のことわりです。

そうすると今日はモチベーションが上がったから勉強しようと言うのは、モチベーションに左右される勉強となり、学習計画が簡単に崩れます。

なので僕は「そもそも受験勉強をモチベーションに頼らない仕組み作り」を指導します。

具体的には例えば受験生であればスマホの中にある誘惑するアプリは「全て」消すように推奨します。

ここで重要なのは「消す必要なんて全くない」と言うこと。

消す必要は全くなくて、もしも「モチベーションが下がった時それに逃げてしまうかもしれない」のなら、それらは全て排除して、モチベーションが上がらなくても時間を浪費するものはあらかじめ消しておくことを重要視しているだけです。

これは僕も含めて、人間は弱い生き物です。

だからこそ環境を構築することで、その退路を断つわけです。

僕自身もすごく弱い生き物だから、Nii Schoolを作ると決めた次の日には、教員の退職届を校長室へ提出に行きました。

当然、前日は全く寝れません。

当時は娘がまた1歳になっていませんでした。

自分が起業でうまく行かなければ子供に迷惑をかけることになります。

でも、退路をたたずウジウジしているだけではきっと言い訳をし続けてしまうのが目に見えていました。

「子供がいるから」「不安定な職になるから」

まあいろんな言い訳ができたと思います。そしてずーーーーっと本ばかり読んで行動に移せないと思います。

だからモチベーションなどに左右されず退路をたち、行動するしかない状況を作るしかないんです。

話を元に戻せば、人間はみんな弱い生き物だからこそ、なるべく行動できる環境作りにはこだわり、成功する確率を高めていきましょう。

Nii Schoolでは、上部だけの指導はしません。

「勉強しなさい!」

これは素人の大学生バイトでも言うことができます。

僕は教育のプロなので、どのように実際に勉強をさせるか、それを次の人生に繋げさせるかを日々考え、試行錯誤し、実践しています。

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