こんにちは。Nii School代表の武末です。
今日は「本質的なことを語るときに必要な“在り方”」について、僕の考えを共有させてください。
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どれだけ良い言葉を並べても
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僕たちは指導者として、生徒に何かを伝える機会が多くあります。
その中で特に大事にしているのが、“本質的な言葉”です。
「自分の人生は自分で決めていい」
「努力は裏切らない」
「失敗は学びのチャンスだ」
こうした言葉は、確かに真理です。
多くの偉人たちが語ってきた、重みある名言でもあります。
でも、どんなに素晴らしい言葉でも、
それを口にする僕たち自身が“本当にそれを実感していなければ”、
その言葉は生徒の心には届きません。
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音としての言葉か、“エネルギー”としての言葉か
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たとえば、「夢は叶う」と伝えたとします。
でも、それを言っている人が、
自分の夢を諦めていたら?
日々の行動に信念がなかったら?
その言葉はただの“音”になってしまいます。
逆に、自分の夢を追いかけ続け、
苦しい時期を乗り越え、
今もなお挑戦し続けている人が同じ言葉を語ったら——
その言葉は“エネルギー”を帯びて、相手の心に届きます。
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言葉に“魂”を宿すのは、在り方である
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だからこそ、僕が一番大切にしているのは、「言葉の中身」ではなく、「それを語る自分の在り方」です。
自分がその言葉を信じてきたか?
その言葉に救われてきたか?
その言葉を体現するように日々を生きているか?
この問いに「YES」と言えるかどうか。
それが、“本質的な言葉”を語る上で、絶対に外せない前提だと思っています。
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指導者は、自分の在り方で語る
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僕は、生徒に本質的な話をするとき、そのほとんどが「経験から出てきた言葉」です。
生徒があきらめそうになったとき、自分自身があきらめなかった経験を重ねて声をかける。
生徒が悩んでいるとき、自分自身も悩み抜いた記憶を持って、寄り添う。
だから言葉に熱がこもる。
だからこそ、届く。
そして、そういう言葉こそが、生徒の人生の中で、長く心に残る“灯”になると信じています。
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本質を語るということ
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抽象的な言葉や哲学的な話を、生徒に伝えることは簡単ではありません。
でも、指導者自身が“腑に落ちる”まで実感していることであれば、
それは必ず伝わります。
僕たち指導者の一番の責任は、「何を語るか」ではなく、「どう在るか」です。
どんなに良い言葉も、「この人が言うなら信じてみよう」と思ってもらえなければ、意味がない。
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最後に
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言葉は道具です。
でも、“在り方”がその言葉に命を吹き込みます。
だから僕たちは、
語る前に“生きる”。
届ける前に“信じる”。
そんな指導者であり続けたいと思っています。
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