「勉強しない我が子」への向き合い方 | 希望ケ丘大学受験塾ブログ

こんにちは。Nii School代表の武末です。

今日は、保護者の方からよくいただくご相談のひとつ、

**「うちの子が全然勉強しないんです」**という悩みに対して、

僕なりの考えと、心理学的な視点を交えながらお話ししたいと思います。


そもそも「なぜ勉強してほしい」と思うのか?

まず、ここから一緒に考えてみてほしいんです。

僕たち大人が「勉強してほしい」と思うのは、本当に“勉強そのもの”をしてほしいからでしょうか?

おそらく違いますよね。

本当は、

「この子に幸せになってほしい」

ただ、それだけだと思うんです。

勉強ができれば、いい高校に行ける。

いい高校に行ければ、いい大学に行ける。

いい大学に行ければ、安定した未来が待っている。

——その一連の流れの中で、「幸せに近づく」ことを願っているだけなんですよね。

でも、よく考えてみてください。

勉強を頑張らなくても、幸せになる方法って、実はたくさんある。


勉強が「義務」になると、未来から遠ざかることもある

子どもが全然勉強しない。

そんなとき、つい焦って、「やりなさい」「なんでやらないの」と声を荒げてしまうこともあると思います。

でも、**その圧力が“勉強=嫌なもの”になってしまうと、本来願っていたはずの「幸せから遠ざけてしまう」**可能性もあるんです。

僕は、勉強は“未来を選べる力”の一つに過ぎないと思っています。

そして、それを嫌いになってしまったら、

本来得られるはずだった選択肢まで、自ら手放してしまうかもしれない。


「やらない理由」を責める前に、「やれない理由」に目を向けてほしい

行動心理学では、どんな行動にも背景となる“理由”があるとされています。

つまり、「やらない」という行動にも、感情や経験が隠れているということ。

・過去に成績が伸びなくて自信をなくした

・親に怒られるのが怖くて手をつけられない

・やる意味が分からなくて動けない

そうした「やれない理由」を見てあげることが、最初の一歩です。


勉強よりも大切な“信頼関係”を守る

家庭での会話がうまくいかなくなってくる時期って、必ずあります。

特に中学生・高校生は、自分の世界を持ち始めるからこそ、

親子の会話がすれ違ってしまうことも多い。

でも、そんなときは、無理に一人で抱え込まないでください。

Nii Schoolには、子どもたちの心の機微を読み取り、信頼関係を築くプロがいます。

保護者では届きづらくなった言葉も、僕たちのような第三者だからこそ届くことがあるんです。

だから、困ったときこそ、プロに頼るという選択肢を持ってほしい。

それは、「手放すこと」ではなく、「子どもの未来のためにできる最善のサポート」だと僕は思っています。


最後に

子どもに勉強してほしいと思う気持ちの奥にあるのは、

**「この子に幸せになってほしい」**という、たったひとつの純粋な願い。

その気持ちが、怒りや焦りやコントロールに変わってしまう前に、

一度立ち止まって、**「どうやったらこの子が幸せになれるか」**を一緒に見直してみませんか?

そして、どうしても自分だけでは届かないなと感じたときは、

僕たちNii Schoolを頼ってください。

僕たちは、その子らしい未来を一緒に見つけるための伴走者でいたいと思っています。

それではまた。

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