先日、中学生のある生徒と話していた時、『〇〇、まじうざい』というような話をしていました。
まあ、学生同士のよくある会話です。
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“嫌な言動”の背景にあるもの
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その生徒曰く、「○○はこういうことするからうっとうしい」と。
でも僕はその生徒に、もしその男子生徒が家庭でひどい環境にいるとしたらどうか、と話しました。
たとえば、“死ね”みたいな言葉を口にしていたとしても、それが家庭の中で日常的に飛び交っていたら、その子にとっては“普通の言葉”かもしれない。
もちろん、暴言を肯定するつもりは一切ありません。
でも、その行動の“根っこ”には、育ってきた環境やトラウマがあることも多い。
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背景を想像する力
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世界には、治安の悪い地域に生まれてしまった子どもたちが仕方なく犯罪に手を染めてしまうケースもあります。
その子どもたちを見て、「窃盗をした=悪い子」だと一刀両断することはできません。
家庭、教育、経済…さまざまな事情が絡んでいます。
教育の現場においてもそれは同じです。
これまで多くの“問題児”と呼ばれる生徒たちと関わってきましたが、そのほとんどに共通していたのは、家庭環境や過去のトラウマでした。
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指導とは、人格の否定ではない
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僕たちは、その言動自体を注意することはあっても、その子の“人間性”そのものを否定してはいけません。
『問題行動がある=悪い子』ではない。
『ミスをした=能力がない』ではない。
それは、成長の“過程”であり、今その子が抱えている“課題”なだけ。
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多面的に人を見るということ
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子どもたちはまだ未熟です。
一面的に人を判断してしまうのは仕方がないことでもあります。
でもだからこそ、僕ら大人がそれを助長してはいけない。
どんな生徒であっても、僕は必ず背景を聞いて、話をして、寄り添って、
そのうえでどうすれば改善するかを一緒に考える。
そして、周りの生徒たちにも、「人を一つの側面で判断してはいけない」ということを伝える。
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人生に活きる教育を
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教育とは、“行動を正すこと”だけが目的ではありません。
“その行動の背景にある思いや環境を理解し、支えること”も含まれている。
だからこそ、僕は今日もまた、目の前の生徒にしっかり向き合い、その子の人生が少しでも前に進むような言葉を届けていきたいと思っています。
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