子が親を思う気持ち | 希望ヶ丘大学受験専門塾ブログ

保護者の方々と話をしていると、よく「本当にあの子はわかっているんでしょうか?」という質問を受けます。

この質問の内容は「受験」であったり、「親の思う気持ち」であったり、さまざまです。

しかし、「親が子を想う気持ち」については、多くの子どもたちがちゃんと理解しています。

もちろん、親の愛情の重さや深さをすべて理解しているわけではないかもしれませんが、「親が自分を大事にしてくれている」ということはしっかりと感じ取っています。

実際に僕が面談で「そろそろ親に頑張っている姿を見せたいよな」と話すと、ほとんどの生徒が深く頷きますし、「感謝しないとな」と伝えると、さらに深く同意してくれる姿を見ることができます。

保護者の方は、家での様子しか見えないため、実感が湧きにくいかもしれませんが、子どもたちは意外と理解しているものです。

僕は「愛情」とは一方通行のものだと思っています。

見返りを求めずに与えるものであり、子どもたちはその愛情を受け取ることで、次の誰かにそれを繋げていく—まるでリレーのようだと感じています。

Nii Schoolでは、よく保護者の方々の気持ちを代弁して、生徒たちに伝えています。

生まれた瞬間の喜びや、イヤイヤ期の苦労など、親がこれまで子どもたちと共に乗り越えてきた困難を伝えることが多いです。

受験勉強において「感謝」は大きな力になると考えており、僕が学年全体で行うミーティングでもこの感謝の力について話すことが多いです。

感謝の心があると、自然と頑張ることができるようになるものです。

Nii Schoolは、ただ「勉強頑張るぞ!」と叫ぶだけの場所にしたくありません。

頑張るのは生徒たち自身ですが、その気持ちを引き出すのが私たちプロの仕事だと考えています。

Nii Schoolを卒塾する時には、親を含めて多くの人に感謝できる人材に育ってほしいと、最近特に強く思っています。

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