Nii Schoolには近隣校の希望ケ丘高校の生徒が多く通塾しています。
その生徒から数学の定期テストを見せてもらうのですが、結論、これは受験に向いてはない。
ここでいっておきますが、「定期テストとしては全く問題ない」です。
あくまで僕が言いたいのは、これが受験対策になるかという話。
これについてはならないよってことです。
数学の定期テストを見てみるとほとんどが「答えのみ」なんです。
大学受験の答案は私立だけ穴埋め。もちろん国公立は記述です。
じゃあ私立の人は穴埋めだから答えだけ出せればいいかというとそんなことはなく、答案を自分で書けるようにしておかないと少なくとも難関大の数学は解けません。
ちなみに難関私立大は記述の学部もあります。
なぜ記述で書けないと穴埋めが（適切に）答えられないかについては長くなるのでここでは割愛します。
ただ、高校1年生の頃からしっかり記述の練習をしておかないと、高2から記述の練習をしてもなかなか記述力が上がりません。
数学の問題は「どうやって記述したらいいのか難しい」という問題がたくさんあります。
そしてその難しさに配点が振ってあり、差がつきます。
Nii Schoolの高1は全員希望ケ丘高校の生徒なので、答案の重要性はめちゃくちゃ伝えて全員試行錯誤しています。
やっぱり授業で指導されていない分、答案を書くことに慣れてない。
国立受験をする生徒がほとんどなのですが、国立対策をする上では記述することは避けて通れない。
早いうちから記述対策が必要です。
ただ、それを踏まえた上で、じゃあそれをどうやって希望ケ丘高校の生徒に伝えたらいいのか難しいなと思います。
たくさんの人に「ちゃんとした勉強法」を知ってもらい、生徒たちの可能性を広げることができたらいいなと思っています。
今年は、生徒募集により力を入れ、たくさんの生徒に良い教育が届くよう頑張ります。
じゃあまた！