さっさと見捨てろそんなやつ。

こんにちは。Nii School代表の武末です。

今日は少し強い言葉から始まるテーマで、自分の中にずっとある想いを書いてみようと思います。

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「まだ諦めるな」って、何度も言ってきた
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僕はこれまで、学校の担任として、そして塾の代表として、
本当にたくさんの生徒に関わってきました。

その中で、何度も何度もこう伝えてきました。

「まだ諦めるな」
「なりたい自分を捨てるな」
「自分に嘘をつくな」

とにかく、あきらめるな、と。何度も何度も。

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でも、変わらない人もいる
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それでも、どれだけ声をかけても、全く変わらない人もいます。

こちらが時間をかけて、心を尽くして話しても、
変化の兆しすら見えない。

そんな時、教員時代にある人が言った言葉を思い出す。

「さっさと見捨てろ、そんなやつ。」

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悪魔の声が囁いてくる
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起業してからは、時間に追われる毎日。
責任も大きくなり、判断のスピードも求められるようになってきた。

そんな中で、心の奥に潜む“悪魔の声”がささやいてくる。

「もう十分時間を使ったよ。諦めようぜ。」

その声は、きっと合理的。
もっと効率よく、多くの人にエネルギーを使ったほうが成果も出やすい。
数字で考えれば、きっと“正しい”のかもしれない。

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でも、それでも僕は見捨てられない
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それでも僕は、どうしても見捨てられない。

なぜなら、そういう子たちはこれまでずっと、そうやって大人たちに“諦められて”きたから。

自分からは何も言わない。変わろうともしない。
でも、心の奥には、助けを待ってる部分が、きっとある。

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「向こうが離れるまで絶対に諦めない」
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僕はもう誓っている。

向こうが離れていくまでは、絶対に諦めない。
どんなに時間がかかっても、どんなに非効率でも、
その姿勢だけは貫く。

その“あきらめない姿勢”が、いつかその子に届いて、「この人だけは信じてくれる」と思ってくれる日が来るかもしれない。

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最後に
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「さっさと見捨てろ」
その言葉が頭をよぎる日も、正直たくさんある。

でも、それでも僕は、“見捨てなかった大人”として、その子の記憶に残りたい。

1人でも多くの生徒の人生を、少しでも良くするきっかけを作りたい。

それが僕のやりたい教育であり、Nii Schoolの根っこにある想いです。

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