こんにちは。Nii School代表の武末です。
今日は、僕が最近強く感じている『幼児教育の難しさ』について書いてみようと思います。
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中高生とは全く違う、介入の必要性
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僕には4歳と2歳の子どもがいます。
日々の生活の中で『幼児教育って本当に難しいな…』と感じることが増えてきました。
なぜなら、中高生のようにある程度自分の意志で動けるわけではなく、学習においてかなりの介入が必要です。
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声かけと言葉づかいに工夫はしているけど
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僕なりに、日常の中では『嫌いな食べ物』を『苦手な食べ物』と置き換えたり、言葉の使い方には特に気をつけています。
それでも、学習となると話は別。
幼児教育の本を読んだり、有識者の話を聞くほどに、「見守るだけでは学習は全く進まない」という事実にぶつかりました。
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幼児は“我慢して見守る”じゃない
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中高生には、「あえて見守る我慢」が必要な場面があります。
けれども、幼児にはしっかりと寄り添い、適切な介入が必要です。
ただし——
介入しすぎると逆効果
「こうしなさい」「やりなさい」と言えば言うほど、
子どもは学びを『義務』と捉え、遠ざかっていきます。
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親の寄り添いが、すべての鍵
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「どんなタイミングで学習道具を出すか」
「どう雑談から学びに繋げるか」
「どう遊びながら学ばせるか」
このあたりは、まさに職人技です。
やればやるほど奥が深い。
そして失敗例としてよく挙がるのが、『親が躍起になって勉強させてしまって、子どもが勉強嫌いになる』というケース。
これは本当に気をつけなければと思っています。
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勉強は強制しない。でも、できることはしたい
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普通に元気で笑ってくれているだけで、日本中のお父さんお母さんって本当にすごいなと思います。
子どもには、ただ健康で笑顔あふれる生活を送ってほしい。
そのうえで、「勉強は楽しいかもしれない」と感じてもらえるような環境を
僕自身、作ってあげたいと思っています。
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最後に
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僕はNii Schoolで中高生を教えていて、『学ぶこと』の本質に日々触れています。
でも、わが子を育てる中で、また新しい『教育の難しさ』を痛感しています。
今日も、子どもたちの未来のために、家庭でも塾でも、寄り添い続けていきたいと思います。
それではまた!